2021年04月12日

アナフィラキシーショック

昨日はアレルギーの話をしました。
皆さんは新型コロナウィルスのワクチン接種による重篤な合併症にアナフィラキシーが発症するかもしれないと言うことを聞いていますね。
アナフィラキシーは突然発症し、放置すれば死に至る重症のアレルギー反応です。
だけど心配しないでください!
アナフィラキシーは、ワクチン接種後の数秒から30分以内に急激な全身反応がおきる可能性があるので、会場で十分に観察されます。
アナフィラキシーの症状は、1.全身的な蕁麻疹、痒み、紅潮、唇や舌の腫れ
                 2.呼吸困難
                 3.血圧低下、失神
                 4.腹痛、嘔吐、下痢
治療は、アドレナリン0.3㎎の筋肉内注射です。
アナフィラキシーが生じて、1~8時間後に再びアナフィラキシーの症状が見られるとのことです。
回復後、少なくとも4~6時間は観察する必要があるので入院するべきだと思います。

安心してワクチン接種をしてください。  


Posted by ito-shika at 23:55Comments(0)