2021年04月07日

知らないうちに終わって満足の静脈内鎮静法

今日は伊東歯科医院以外、個人の診療所ではほぼ行っていない静脈内鎮静法についてお話します。
静脈内鎮静法は、1.歯科治療に恐怖心がある
           2.高血圧症や心筋梗塞がある
           3.強度の嘔吐反射がある
           4.緊張して脳貧血様発作を起こす
           5.手術の負担が大きく、時間が長くかかる
このような患者さん、手術に用いられます。
長所は、健忘があり知らないうちに治療が終わっている、痛みが無い、すっきりして帰宅できる。
短所は、呼吸抑制がある。
長所の方が大きいです。

安全に行うために、血圧、脈拍、心電図、酸素飽和度を常時測定します。
薬剤の投与には自動注入器を使用します。

口腔外科のある病院で行われており、麻酔科医が担当しています。

患者さんは皆、満足しています。  


Posted by ito-shika at 22:35Comments(0)

2021年04月07日

コロナ禍での伊東歯科医院

このコロナ禍の中で伊東歯科医院は苦痛の努力をしています。

私たちはマスク、グローブは当たり前、ゴーグル、キャップ(帽子)を身に着けています。
自分自身の身を守るためと感染を患者さんに伝播させないためです。
スタッフは私が触れた器械、器具などの消毒に余念無く働いています。
一生懸命頑張ってくれてます。

患者さんは手洗いをし、リステリンで口の中をブクブク、のどを15秒間ガラガラしてもらいます。
キャップをして診療を開始します。
リステリンは殺菌効果が強く、ウィルスを30秒以内に不活性化するといわれています。
エビデンスがあるんです。
それでイソジン、グルコン酸クロールヘキシジンを使用していません。

待合室では他の患者さんと長時間一緒になることはほぼありません。

診療室は換気が良過ぎて寒いくらいです。
診療中は口腔外バキュームを使用するので、エアロゾル感染を防止します。
ちょっと音がうるさいですね!

希望があればウィルスの検査もします。

安心して診療を受けてくださいね!


  


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