2017年01月10日
新年早々、セミナー受講です
デンタルアーツアカデミーの寺内吉継先生が講師である
「米国式根管治療Ⅰ~イニシャルエンドを極める」のセミナーを
1月5日(木)と8日(日)の2日間、受講してきました。
この治療の重要性を再確認し、患者さんの歯を長く使える状態を維持できるよう頑張らねばと奮起しております
根管治療とは・・・むし歯が大きく、神経をとらなければならない場合やかぶせてある歯が痛んで治療が必要になった場合に処置する内容を言います。
根管・・・つまり歯の中の治療は直視できないところを顕微鏡とX線写真(CT)を駆使し、丁寧な治療をしなければなりません。
からだの中で口が占める割合は握りこぶしくらいの大きさ。
そして歯の大きさはもっと小さく奥歯でも小指の第一関節くらいの大きさしかないのです
そんなに小さい歯の中の治療ですから、見えにくいところを顕微鏡や拡大鏡を使い、より見やすい環境を整え慎重に行うことが重要なのです
よって、短時間で治療を終えることは不可能です。
とかく、早くてすぐ終わる治療はよい治療と思われがちですが、実は丁寧に慎重に治療すればするほど時間はかかるものなのです
根管は洞窟にたとえられるかもしれません。
洞窟は入り口はわかりますが、中は真っ暗です。
ライトで照らして初めて道がわかります。
そして洞窟の中には岩が転がっていたり、こうもりや他の生物がいたりとゆっくりゆっくりと進んでいかなればなりません。
根管内も同じようにライトを当て、顕微鏡を使用し拡大された管の内面に付着したプラークを丁寧に除去し、清掃し、そのきれいになった管の内面に隙間なく薬剤をつめ密閉する作業を行わなければなりません。とても慎重に行う必要があります。
そして、ちゃんと治療してその後の自己管理もしっかりと行えばずっと使える歯として口の中で活躍してくれるのです
根管治療は1時間から1時間30分くらいのお時間をお取りして処置します。
その状態によって何回もこの治療をやらなければならないケースもあります。
それはなかなか管の先端まで機材が届きにくかったり、中の清掃が進みにくく回数がかかってしまうからです。
その点をご理解いただけると嬉しいです
他院で治療して痛みが出た歯も何回かの根管治療で痛みや腫れがなくなり、抜かずにすむ場合も少なくはありません。
あきらめるのではなく、ご自身のからだの一部である大切な歯をもっともっと大切にしてもらえたらと願っております

「米国式根管治療Ⅰ~イニシャルエンドを極める」のセミナーを
1月5日(木)と8日(日)の2日間、受講してきました。
この治療の重要性を再確認し、患者さんの歯を長く使える状態を維持できるよう頑張らねばと奮起しております

根管治療とは・・・むし歯が大きく、神経をとらなければならない場合やかぶせてある歯が痛んで治療が必要になった場合に処置する内容を言います。
根管・・・つまり歯の中の治療は直視できないところを顕微鏡とX線写真(CT)を駆使し、丁寧な治療をしなければなりません。
からだの中で口が占める割合は握りこぶしくらいの大きさ。
そして歯の大きさはもっと小さく奥歯でも小指の第一関節くらいの大きさしかないのです

そんなに小さい歯の中の治療ですから、見えにくいところを顕微鏡や拡大鏡を使い、より見やすい環境を整え慎重に行うことが重要なのです

よって、短時間で治療を終えることは不可能です。
とかく、早くてすぐ終わる治療はよい治療と思われがちですが、実は丁寧に慎重に治療すればするほど時間はかかるものなのです

根管は洞窟にたとえられるかもしれません。
洞窟は入り口はわかりますが、中は真っ暗です。
ライトで照らして初めて道がわかります。
そして洞窟の中には岩が転がっていたり、こうもりや他の生物がいたりとゆっくりゆっくりと進んでいかなればなりません。
根管内も同じようにライトを当て、顕微鏡を使用し拡大された管の内面に付着したプラークを丁寧に除去し、清掃し、そのきれいになった管の内面に隙間なく薬剤をつめ密閉する作業を行わなければなりません。とても慎重に行う必要があります。
そして、ちゃんと治療してその後の自己管理もしっかりと行えばずっと使える歯として口の中で活躍してくれるのです

根管治療は1時間から1時間30分くらいのお時間をお取りして処置します。
その状態によって何回もこの治療をやらなければならないケースもあります。
それはなかなか管の先端まで機材が届きにくかったり、中の清掃が進みにくく回数がかかってしまうからです。
その点をご理解いただけると嬉しいです

他院で治療して痛みが出た歯も何回かの根管治療で痛みや腫れがなくなり、抜かずにすむ場合も少なくはありません。
あきらめるのではなく、ご自身のからだの一部である大切な歯をもっともっと大切にしてもらえたらと願っております


Posted by ito-shika at
15:53
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